「コラム」 世界ぶらり旅(第17回)
- tokyo.kinryokai
- 2024年1月7日
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合田隆実(昭和32年卒)

春のヨーロッパ ドナウ川クルーズ
ヨーロッパを巡る旅の最高の季節は、5月6月。この梅雨の季節がヨーロッパにはない。澄み渡った爽やかな空気、初夏の森の木々の芽吹き、春野菜の収穫、特に白いアスパラガス(シュパーゲル)が大好き。メインのアスパラガスに肉料理、いろんな取り合わせで料理が出る。かかるソースの味も絶品である。滞在中何日でもこのアスパラガス料理が中心になる。これは季節限定商品にて、6月25日をもって、大量に並んだ市場から消える。ドイツの法律らしい。以降は販売禁止となる。
2007年、オーストリア、ウィーンを中心に。ぜひハンガリー、ブタペストを訪ねてみたい、あれこれ案内書を見た。ウィーンからブタペストヘ、ドナウ川を船で行く便がある。これだと飛びついた。列車の距離で256kmある、くねくね回りながらのドナウ川はゆうに300kmを超える。時間を調べと6時間余りの船の旅である。ヨーロッパの素敵な景色を眺めながら、これは楽しそうだ。決行と決めた50人はゆうに乗れる川下りの船、お客は自分を含めて5名、なんとゆっくりの旅、日ごろの喧騒もすっかり忘れ、ビールを飲みながらの半日、幸せこの上ない。写真のくさり橋、王宮を背後にドナウ川と相まって、素敵な写真、ブタペストに3泊の間毎日、くさり橋の袂のレストラン、生の音楽を聴きながら、酒と夕食で盛り上がった思い出,ブタペストは温泉の街、古代より続く温泉は建物自体が博物館?男女混浴であるが、全員水着姿、小柄な日本人が着る水着はない。すべて大男用である。
3泊4日の旅を終え、帰りは列車でウイーンヘ向かう。ウイーンからウイーン巡りが始まる。
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