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「コラム」 世界ぶらり旅(第14回)

合田隆実(昭和32年卒)



世界一のビアホール


 「ホフブロイハウス」。ドイツ、ミュンヘンをめぐる観光ツアーには必ずこのビアホールが見学、食事のコースとなる。全席を埋めると3500人のお客様が一堂に入れる。何の変哲もないビアホールだが、規模の大きさ、賑やかさはまさに世界一、度肝を抜かれる。バイエルン宮廷ビールの醸造所にて、その始まりは16世紀ともいわれる。ドイツのレストランは、自前の醸造所を持ち、そこで出来るビールをお客様に提供する。ドイツには2000を超える醸造所があると言われるゆえんである。店内は音楽に合わせ踊りまくる人、大きいテーブルに乗ってはしゃぐ人、色々である。大きなテーブルを囲み皆様が友達、2Lの大ジョッキを重ねる人それぞれに楽しんでいる。

 日本にこの姉妹店が有楽町にある。創業が1980年、Baden Baden ドイツビールが飲める、料理もドイツとほぼ同じ、ドイツをかつて訪問した皆様が懐かしんで出かけている。本国からも毎年監査、ビールの温度まで測定、ドイツと変わらない状況を厳しく検査されるとの由、なかなか面白い。楽しそうな写真を見てください。

(写真:いずれも「ホフブロイハウス」にて。)


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