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「コラム」 世界ぶらり旅(第18回)

合田隆実(昭和32年卒)



野茂英雄投手のトルネード投法


 大谷選手の大活躍で、今年(*)はコロナ禍の日本中が盛り上がり、楽しませてくれた。メジャーリーガーとしての野茂英雄投手は1995年より2008年までアメリカドジャースなどで大活躍、後のイチロー、松井秀喜選手などの先駆けである。

 1990年代、シカゴ出張の帰り、ロサンゼルス球場を一日見たい、野茂の雰囲気を感じたい、そんな思いでロスに立ち寄った。当時の日系新聞の様に投番は後日であったが、ドジャース球場では、野茂選手のグッズが飛ぶように売れ、お日当ての商品も売り切れ、買わずじまいであったことを今でも思い出す。スタンドの上階の席に着くまでが大苦戦、それは全員が大袋から、殻付きのピーナツを食べながらの観戦、球場全体の階段がその殻でいっぱい、靴が滑ってすすめない。これにはびっくりした。今でもそのような状況であろうか?ごみを拾う大谷選手が報道されている。スタンド内のピーナツの殻は、今どうなっている?ふとそんなことを思いながら。


*本記事は2021年に発表された記事を転載したものです。


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