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東京錦陵会令和4年度懇親会を終えて

東京錦陵会令和4年度当番期代表

 橋本珠実(平成2年卒)



 12月3日土曜日、東京錦陵会懇親会が3年ぶりに無事開催できましたことを、私達当番期メンバー一同、心からほっとしています。

 また、ホテル側との日程や細かな調整をはじめ、各方面に対する様々な連絡や調整事については、長野幹事長をはじめ、役員の皆様に多大なお力添えをいただきましたこと、心より感謝し、この場をお借りしてお礼を申し上げたいと思います。


 今年は通常とは異なり、総会は書面で実施され、会場では懇親会のみ開催するということから、当初は我々当番期の役割は当日の受付や司会進行だけであり、事前に準備することはほとんど無いのだと考えていました。


 しかしながら、コロナウイルス感染リスクへの対応から、例年と異なりテーブルに着席しての食事とする事や、アトラクションも行わないという省略づくしの会になるという事を聞き、「せっかく皆さまが三年ぶりに再開を果たされるのだから、懇親会の時間を少しでも楽しんでいただきたい、心に残る懇親会にしたい」そんな思いから、何か私たちにできることが無いかと想いをめぐらせました。


 そして同期メンバーと話し合った結果、皆さまの出身中学や高校の現在風景の映像を作成したり、本部の総会の報告を動画で作成したり、錦陵にゆかりのあるお菓子を準備させていただいたり、式次第を手作りしたりと様々な工夫とサプライズを行おうという事になりました。特に、テーブル番号の代わりに「テーブル名」として懐かしい言葉を添えさせていただいた試みについては、皆でいくつも候補となる言葉(ワード)を出し合い、その中から選び抜いたものでしたので、当日、来場された皆様が会場に入った瞬間に「錦陵」「英彦山」など、笑顔で懐かしそうに読み上げてくださっている様子を観て、心からうれしく思いました。


 懇親会が進行していく中でいくつか気になった点や反省点がありましたが、私たちが当番期として主体的に行う機会は今回限り、リベンジができないことが残念でなりません。

 来年は例年通り総会とともに懇親会が開催されると思われますので、今年とは趣は異なるとは思いますが、来年度の当番期の方へしっかりと引継ぎさせていただきたいと思います。

 私たちは「昭和」に豊津高校に入学し「平成」で卒業しました。そして今、先輩たちによって長年受け継がれてきた「錦陵同窓会」によって「母校」という共通の思い出で繋がり、新しいコミュニケーションの手法(ICT)を活用して、今回の懇親会の準備を全うしました。

 連絡事項やちょっとした確認などは全てSNSアプリ「LINE」で行い、LINEの中で解決していき、細かな確認や具体的な決めごと等はWeb会議「Zoom」を利用して行い、当日皆様に観ていただいた画像や動画についても全てWeb会議で確認しながら完成させていくなど、準備期間中は一切対面で会うことなく進める事が出来ました。長く受け継がれてきた伝統行事を、新しい手法を取り入れて実現した、そのように思いました。

 私たちのこれからの役割は、次の時代、令和の卒業生達にどのように「錦陵同窓会」「東京錦陵会」を繋いで行くのかを考え、行動していくことなのではないかと感じています。

「変化」には戸惑いがつきものですが、私は「どんなふうに変わっていくのか」と思うと「わくわく」します。

 諸先輩方に置かれましても、変化を一緒に楽しんでいただけるとうれしく思います。


東京錦陵会令和4年度当番期(平成2年卒)の4名


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