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「コラム」近所の憩いの場所

~世田谷八幡神社、豪徳寺、松陰神社~


宮川博法(昭和58年卒)


 蔓延防止等重点措置が再度発令されまだまだ予断を許さないコロナ禍ですが、近所をウォーキングしながらのんびりと日々過ごしています。

 久しぶりに近所の癒しの場所をゆっくり散策したのでご紹介します!


世田谷八幡神社 (最寄り駅:世田谷線 宮の坂駅)

 今から約九百数十年前、源義家が豊前国(大分県)の宇佐八幡宮の御分霊を世田谷の鎮守神と厚く信仰するよう教えたと云われています。何度も訪れている八幡様ですが、幼少の頃初詣に両親とお参りしていた宇佐八幡宮と所縁があるとは知りませんでした。

 現在の社殿は昭和39年(私の生まれ年)に改築され、今年で58年目! これも何かのご縁?(笑)


豪徳寺 (最寄り駅:世田谷線 山下駅、小田急線 豪徳寺)

 1480年に設立された弘徳院を1633年の世田谷が彦根藩の所領になり、彦根藩藩主の井伊家が菩提寺と定めたそうです。

 墓所には幕末の大老13代直弼の墓、2代直孝の墓など井伊家の重鎮の墓所が沢山あります。

 井伊家は戦国時代から幕末まで約500年続いた彦根藩主。どのように繋がっていったのか調べてみるのもいいかもしれませんね。

 ここには招き猫が沢山います。ここの招き猫は小判をもっていないんですよ!

松陰神社 (最寄り駅:世田谷線 松陰神社前駅)

 よくご存じの幕末の思想家吉田松陰を祀る神社です。安政の大獄で伝馬町の獄中にて30歳の若さで刑死されました。その後吉田松陰の門下生であった高杉晋作、伊藤博文、等によってこの世田谷若林の地に改葬されました。

 神社内には吉田松陰ゆかりの松下村塾のレプリカ(本物は萩にあります)が展示されていて、当時の学問を学ぶ風景が感じられます。豪徳寺は井伊家の菩提寺で安政の大獄を実施した井伊直弼が祀られ、一つ谷を越えたところに安静の大獄で処刑された吉田松陰が祀られているという、ちょっと不思議な気持ちになりますね!


 三軒茶屋から下高井戸までの世田谷線沿線。一日ぶらり散歩も楽しいものですよ!


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