「コラム」おでんってエエね!!
- tokyo.kinryokai
- 1 日前
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衛藤智浩(昭和55年卒)

上京後、転職した中で短期間、民間企業の広告代理店に在籍していました。
会社は中央区新川にある親戚所有のビル内にありました。
最寄りの駅は茅場町か八丁堀なので、老舗のお店が多々あり、先輩方々から毎日のように誘われ、うなぎ、鳥料理、ジャンボ焼売やら、知らぬ間に舌が肥えていきました。
先輩の中で今で言うグルメな先輩がいて、おでんと日本酒大好きでした。
おでんと言えば自分たちは三徳ラーメンのごまだれが基本ですね。
違うモノで、高校生くらいは店の名前は忘れましたが、うどん屋さんの関東煮とか言ってた「からしで食べるおでん」が串に刺してあった記憶があります。
グルメ先輩がよくおごってもらったのが、日本橋にあるお多幸さんです。(銀座かも)

ごまだれに慣れていた自分は最初は断っていたのですが、経理の女の子達が「今日も行きたい」「今度はいつ連れて行ってくれますか?」とか、グルメ先輩に言っているので、もてない40代独身なのにこのモテようは、おでんが相当美味なんだろうなと思い、一緒に行くことになりました。やはり大正時代創業の老舗、門構えからすばらしい。
と感心しながら、グルメ先輩に注文は任せて、いざおでんの大群が来ました。
今では知っている「はんぺん」「ちくわぶ」もありましたが、九州人が大好きな甘めの濃い味付けに笑顔が自然に出た記憶があります。めちゃめちゃ好みでした。
それから、その会社辞職してからは、やきとりの宮川とか行ってましたが、お多幸はまったく足を運んでませんでした。
それから、今月25日日本橋に行く用事があり、いつも並んでるイメージがあったので、開店すぐに並んで数十年ぶりにおでん食しましたが、一口口に運ぶとまったく変わらない甘く美味しく、前会社の想い出が蘇がえり、ギラギラしてたあの頃恥ずかしながら思い出しました。
老舗最高です。三徳のおでんは殿堂入りですが、お多幸もおでんも定期的に足運びます。
*写真は筆者撮影。
*記事掲載:2025年5月2日
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