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緊急事態宣言発令中! ~如何お過ごしでしょうか~

2019年12月8日、中国武漢市にて原因不明の最初の肺炎患者が報告されました。

その後、またたく間に感染は広がり、武漢市の閉鎖、そして世界の主要都市を閉鎖に追い込む事態へと急速に拡大しました。はじまりから今日に至るまで、少し調べてみましたのでここで振り返ってみましょう。

・2019年12月31日、武漢市内で原因不明の肺炎が広がっていると、世界保健機関(WHO)が中国当局から報告を受けたこと報道が始まりでした。 ・日本では2020年1月6日(月)厚生労働省に電話相談窓口が開設されました。 ・2020年1月7日(火)武漢市の肺炎患者から、中国当局が新型コロナウイルスを検出し、原因が新型コロナウイルスと判明しました。 ・1月9日(木)WHOが中国でインフルエンザに似た症状が相次いで発生していることを公表しました。 ・1月12日(日)WHOは、新型コロナウイルスに武漢市内で41人が感染し、1人が亡くなったと発表しました。

ほとんどの症例は、1月1日に閉鎖した武漢市内の海鮮市場「華南海鮮卸市場」の従業員や来訪者でした。 ・1月13日(月)武漢市からタイを訪れた中国人の女性から、新型コロナウイルスが検出されました。(中国以外では初の感染者) ・1月16日(木)厚生労働省は、中国の湖北省武漢市武漢市に滞在し、日本に帰国した神奈川県在住の30代の男性から新型コロナウイルスが検出されたと発表しました。

国内最初の感染者報告です。 ・1月20日(月)中国政府は人から人への感染を確認したと報告されました。 ・1月23日(木)中国・武漢市は封鎖され、市外への感染拡大を防止するため、交通機関も停止しました。WHOは、中国では緊急事態だとしながらも「国際的な公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)と判断するには時期尚早」と判断しました。 ・1月25日(土)中国の春節で人民大移動が始まりました。 ・1月27日(月)中国旅行社協会は、中国政府の要求に基づき、国外旅行を含む全ての団体ツアー旅行を27日から一時禁止とすることを決めました。 ・1月28日 (火)厚労省の会見にて奈良県在住の男性の感染が報告されました。

 武漢市から来たツアー客を乗せたバスの運転手でした。 ・1月29日(水)政府チャーター機による中国・湖北省在留邦人の帰国が始まりました。

 翌30日に第1便の帰国者のうち3人に感染が確認されました。

・1月30日(木)安倍首相を本部長に全閣僚で構成される対策本部が設置されました。 ・1月31日(金)WHOが「国際的な公衆衛生上の緊急事態」(PHEIC)を宣言しました。

 この時中国での感染者数は1万人を超えていました。 ・2月1日(土)日本政府より、新型コロナウイルスによる肺炎などを感染症法の「指定感染症」と検疫法上の「検疫感染症」とする政令が施行され、検査・入院に強制力を持たせたほか、中国湖北省からの外国人入国拒否の措置がとられました。 ・2月3日(月)クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号が横浜港に到着しました。 ・2月5日(水)ダイヤモンド・プリンセス号の乗員乗客10人に、新型コロナウイルスの感染が確認されました。厚労省は乗員乗客に14日間程度、船内に待機してもらう方針を示しました。 ・2月6日(木)クルーズ船ウエステルダム号の外国人入国拒否を行いました。 ・2月8日(土)武漢在住の日本人が死亡したと報道されました。 ・2月11日(火)WHOより新型コロナウイルスは「COVID-19」と名付けられました。 ・2月13日(木)渡航歴のない神奈川県在住の女性が新型こコロナウイルスによる肺炎で死亡したと広告されました。国内初の死亡者でした。中国との明確な接点はなく、国内での市中感染が懸念される事態となりました。 ・2月14日(金)武漢市からのチャーター便(第2便)により帰国した日本人のうち、 宿泊施設に宿泊中の199人についてPCR検査の結果全員が陰性であったと報告されました。 同じく東京都では、都内在住の日本人2人の感染が確認されたと発表されました。

1月18日に新年会の会場であった都内の屋形船に同席した男性従業員と、男性が所属する個人タクシー組合支部の女性従業員でした。 ・2月17日(月)ダイヤモンド・プリンセス号にてPCR検査の結果で陽性が確認された方は延べ1,723名中454名(うち無症状病原体保有者は延べ189名)となりました。

以降、毎日新型コロナウイルスの感染者人数の報告が行われました。 ・2月24日(月)厚生労働省は、新型コロナウイルス感染症対策の基本方針の具体化に向けた見解を発表しました。 ・2月26日(水)安倍首相は、国内のスポーツ・文化イベントの開催を2週間自粛するよう要請する考えを示しました。 ・2月27日(木)安倍首相は、3月2日から春休みが明けるまで、臨時休校を要請しました。その内容は、基本的な考え方であるとし、休校は各学校、地域で柔軟に判断いただきたいと理解を求めました。 ・3月1日(日)大相撲大阪場所は無観客で開催されました。 ・3月4日(水)選抜高校野球大会は無観客試合での準備要請がありましたが、3月11日、高野連は中止を発表しました。 ・3月10日(火)安倍首相は、イベント自粛などの取り組みを続けることを求めました。 ・3月11日(水)WHOは、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大について「パンデミック」を宣言しました。 ・3月13日(金)新型コロナウイルスの感染拡大に備える改正新型インフルエンザ等対策特別措置法が13日参院本会議で可決成立し、14日に施行されました。このことにより、甚大な影響を及ぼすと首相が判断すれば緊急事態宣言を出し、都道府県知事が外出自粛や休校措置を要請できる体制が整いました。 ・3月23日(月)政府は、中国・韓国やヨーロッパなどに続き、アメリカからの入国者に指定場所での2週間の待機を要請することを決めました。 ・3月24日(日)国際オリンピック委員会(IOC)は新型コロナウイルスのパンデミックを受け、東京五輪を延期し、遅くとも2021年夏までに開催すると発表しました。 ・3月26日(木)新型コロナウイルス対策を強化するため、改正新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく対策本部の設置を閣議決定しました。 ・3月28日(土)安倍首相は、「現状は緊急事態宣言との関係でぎりぎり持ちこたえている状況、瀬戸際の状況が続いている」と述べ、現段階では宣言を発令する状況ではないとの認識を示しました。 ・3月29日(日)志村けんさんが死去されました。 ・3月31日(火)小池都知事は、「緊急事態宣言は国家としての判断を求められている」と発表しました。  感染者は増加の一途であり、感染経路不明の方が増えていきました。 ・4月7日(火)安倍晋三首相は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、改正新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく初の「緊急事態宣言」を発令しました。対象エリアは東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都府県で5月6日までとしました。 ・4月9日(木)IMFは1930年代の世界恐慌以降で最悪の経済危機に直面するとの見通しを示しました。 ・4月10日(金)全世界で感染者数は約169万人、死者は約10万2千人となりました。 ・4月13日(月)緊急事態宣言の7都府県で休業要請等の足並みがそろいました。 ・4月16日(木)安倍総理は、全国に緊急事態宣言を発令しました。また、13都道府には「特定警戒都道府県」とし、対象期間は東京都など7都府県と同じ5月6日までとしました。 ・4月20日(月)総務省は、10万円の一律給付の概要を発表しました。 ・4月23日(木)岡江久美子さんが死去されました。 ・人工呼吸器やECMOの需要が拡大しました。 ・4月29日(水)米国の感染者数が100万人を超えました。 ・5月3日現在 国内累計感染者数14,918名、累計退院者数4,211名、累計死亡者数525名、現在患者数10,182名となっております。

 こうして振り返ってみますと、その時点のニュース等の報道を耳にはしていますが、「他人事」となっていたのではないでしょうか。誰も未来を見通すことはできません。  新型コロナウイルスの感染スピードは、何気ない毎日を過ごしている間、猛スピードで全世界を駆け巡っていき、今も猛威を振るっています。  新薬やワクチンができない限り、これまでの生活には戻れないでしょう。  現時点で一人一人ができること、外出自粛、接触人数の8割減を継続して実行することこそ、最大の防御であると思います。  不自由な毎日をお過ごしでしょうが、どうか、もうしばらくの間、家にとどまり、「自分も感染しているかもしれない」と意識し、健全な危機感を持つことが必要と思います。  皆様におかれましては、緊急事態宣言の中、「このように過ごしています」を広報部にお寄せ下さい。皆で戦い、お互いにエールを送り、乗り切っていきましょう。  長文となりましたが、最後までお読みいただき、ありがとうございました。  末尾となりましたが、医療関係者や我々の生活を支えて頂いている方々に心より感謝申し上げます。  皆様におかれましては、くれぐれもご自愛ください。 (文責:広報委員 52年卒 宇野)


引用:News Digest ヤフーニュース NHK TBSニュース ANNニュース

   朝日新聞 産経新聞 読売新聞 毎日新聞 日本経済新聞 共同通信 京都新聞

   神戸新聞  ニュースウイーク日本語版    「新型コロナウイルスー正しく怖がるにはどうすればいいのかー」

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