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「ふるさと便り」                ふるさと地域情報「スターコーンFM」

地元特派員・吉武正一(昭和36年卒)


 東京錦陵会の皆さん、今日は、お久しぶりです!


 今日のお便りは、京築地区のコミュニティー放送として長年活動を続けているスターコーンFMのお話です。放送局は築上町椎田にあり、国道10号線に面し築上町新庁舎に隣接しています。小さな建物ですが、庁舎新築に合わせてお色直しして目立つので、意外に知られているかもしれません。


 朝6時から夜11時までの放送で、一部音楽のみを流したり、夜に昼の放送を再放送する時間帯もありますが、プログラムは色々な番組で埋まっています。月曜から金曜は、自治体のインフォーメーションの他、地域の天気予報、ふるさとの名所案内や昔話の紹介などもスポンサーがついて放送されています。土日はやや趣が変わり、パーソナリティーの長時間番組が盛り沢山です。築上町提供の「小学生のための英会話番組・わくわくイングリッシュ」も毎日15分流れます。私のパートナーの石川アナが原稿を作り、豊前市と築上町のALT(Assistant Language Teacher) シェラ先生とデグジー先生がチェックし、この3人が競演します。天気予報は、さすがにNHK朝ドラのような専属の気象予報士は居らず、日本気象協会から有料で情報提供を受けています。


 聴取者は主に地元の商店主、車で通勤途中のサラリーマンなどで、メールでの反応やリクエストなどから判断すると、40歳以上の比較的高年齢層が多いようです。若い自治体の職員の反応もあり、コミュニティー形成の手段としてのFMに注目しているのでしょう。


 私がスターコーンFMから招請され、単独の番組を持ってから16年が過ぎ、週も500回を数え、長寿番組となりました。私の番組名は「朝金のタケのコーナー」、毎週金曜日の朝8時から10分間の放送で、パートナーの石川アナが作成した原稿を事前にチェックします。流す曲は石川アナの選定です。この間の放送原稿も1,000ページを超え、本で出版すると3冊分に余る量です。現在は京築の古代史及び私の著書「邪馬台国は豊国にあり」(幻冬舎から出版)の解説中です。

※税込み1210円ですが、幻冬舎の知名度で売れており、初版は間もなく無くなりそうです。関東の大手本屋やインターネットで買えます。電子書籍にもなっています。


 この間、当ラジオ局は経営者の問題が発生して赤字が続き、6人いたベテランアナも去って行きました。5年くらい前から、築上町の役場・広報課長の福田みどり氏が定年後に社長に就任してから、業績が上昇機運となり、多くのスポンサーが付き、黒字化しました。私も若干の費用弁償をいただいています。今はまた明るく、活動的な公共放送となり、地域の媒体として貢献しております。また緊急災害時には24時間体制で対応します。


 実はこの放送、「サイマル放送」であなたの家のパソコンから直接LIVEで聞けるんです。スマホもOKですので、インターネットで「サイマルラジオ」を検索してみて下さい。全国各地のコミュニティーFM局が出てきますので、九州地区のスターコーンFMを選択してください。感想をお寄せ下されば、地元とのコミュニケーションも発生しますよ。


◎スターコーンFMのタイムテーブルを見てみたい方は、次のURLからご覧ください。

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