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「コラム」 苅田のラーメン

衛藤智浩(昭和55年卒)



 小学校6年の秋かな?京都郡苅田町南原に引っ越しました。それに伴い、南原小学校に転校しました。これで3校目です。

 転校生のあるあるで、他のクラスの生徒が自分を動物園の動物みたいに見に来ます。その対策には、姉の助言で最初が肝心だからと最初のテストは命がけで100点とれ、また体育の時間は誰よりも俊敏に動け!!を全うした結果は、優位にたって楽しい生活でした。

 苅田中学校に入学後は小遣いも上がり、駄菓子屋から飲食店に行くようなりました。そこで、最初に行ったのが、京町の来々軒でした。

 レコードやコンサートに行くため銭が欲しいと父に直訴したら、じゃ親同意なら学校も文句言わんやろと父の飲み友達が経営している水道工事会社で働けと(――)。一週間の約束で中学生にはなかなかハードでしたが、金払いのええおっちゃんが、昼飯食いに行くぞ!と毎日誘われ、その先が来々軒でした。

 大盛りチャーシューメンとおでんをおごってもらいました。前に住んでいた田川市では、後藤寺バスターミナル前に泰平楼というラーメン屋があり、そこの味にも似ていて、嬉しかった記憶があります。

 それから、上京して両親が苅田在住時は帰省時は毎回食べに行きました。

 その後、大分県竹田市に両親が引っ越しした後は、何十年もご無沙汰でした。その間に店主が変わったりしたようですが昨年豊津高校同期会に44年ぶり?に出席した時に苅田町のホテルに泊まり、毎日通いました。ラーメン食べると中学高校時代の思い出が写真付きで噴水のように湧き出ました。

 皆さんも一人一人思い出の店があると思います。

 さー北九州空港への航空チケット予約して行きましょう!!


*写真は「食べログ」より引用。

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